結婚してフルで共働きをして生活していると十分な収入を得られることから、贅沢な生活をしてしまいがちになります。二人ともそれなりに良い収入を得ている場合にはマイホームを買ったり、豪華な外食を楽しんだり、遠距離の旅行を楽しんだりと裕福な生活を送って行くこともそれほど難しいことではありません。
しかし、そういった生活に慣れてしまって貯金をせずに子供を生むことになると、途端に経済的に苦しくなってしまいがちです。養育費に膨大なお金がかかるというのが事実であり、それに加えて女性側が仕事を辞めなければならなくなると収入が半減してしまいます。
さらに今までよりも裕福ではない生活を強いられるためにストレスも抱えるようになり、生活の中でトラブルが多発してしまうことも珍しくありません。しかし、母親としての自覚が芽生えると子供を育てるためのお金を稼がなければならないという気持ちが湧き、生活水準も元に戻したいという思いもだんだんと強まっていきます。そういった理由から、近年の女性は育児の状況を見て仕事ができると判断するとパートで稼ぎ始めるというのが一般的です。できるだけ手際よく稼ぎたいと考えて、時給が高い夜勤の仕事を選ぶ人もいます。男性側の協力さえあれば夜の子供の面倒は男性が見るということによって女性は夜に働くことができます。
子育て中の母親が働きたいのに働く環境が整っていないことが問題になっています。こんな状況が続いてしまえば、ますます晩婚化・少子化が進むのは目にみえています。国の宝である未来の子供たちを育てられないのは、死活問題です。もっと早急に女性の活躍できる環境をつくるべきだと思います。